Technology That Uses Modern Science

科学技術計算

建造物の耐震構造の数値解析

Numerical analysis of earthquake-resistant structures of buildings

地震の多い日本では、建物の耐震構造の数値解析、そして、地震断層の力学メカニズム、更に地震波の伝播シミュレーションは非常に重要な研究課題である。
科学技術計算グループの研究員は建物の耐震構造を数値的に検証したと共に、スーパーコンピュータを用いて、断層の応力静的蓄積から動的すべりへの力学メカニズムを解析する並列有限要素法プログラムを作って、シミュレーションを行いました。

開発者コメント

Comment

ルーマニアの大学と共同研究で、ヨーロッパ式の地下1階、地上5階鉄筋コンクリート建物を対象に、各フロアに重大な家具を考慮した有限要素法解析を行った。 下記はこの研究課題について、国際会議にて発表した論文です。

  • Gabriela M. Atanasiu, O. Hazama, Z.Guo and G. Yagawa , “Seismic Simulations for Performance based Monitoring of Frame Structures”, Proceedings of 2th International Conference Lifetime Oriented Design Concepts,ISBN 3000132570, pp449-469, 2004-3

研究・受託開発等の実績

Research Achievements

科学技術計算は物理学、数学の基礎的な知識に加え、機械工学、制御工学、情報理論およびコンピュータサイエンスなどの専門知識も要求されています。科学技術計算グループは総合力で、近年、下記のような研究や受託開発等の実績を挙げました。

×